日本の伝統的な和室の良さが少しずつ消えてしまうのは、日本人としては寂しい事です。

しかし、洋室にリフォームをしたいと思う人が増えています。残念な感じもありますが、使いやすさの面などを考えると、それはそれで一つの考え方でしょう。まず、洋室は畳が無い分、掃除がかなり楽です。掃除機をざーっとかけるだけで、見た目はかなり綺麗になります。物があまり置かれていない部屋であるならば、自動で掃除をしてくれる人工知能付きの掃除機などに勝手に掃除をして貰えば、綺麗になります。また、自分で掃除機をかけるにしても、フローリングの部屋は畳の部屋に比べてゴミが見えやすいので、掃除もしやすいのです。そして、その後に、雑巾や簡易モップなどで掃除をするだけで、見た目もとても綺麗になります。

本当に掃除は楽ですし、効果が見えやすいです。そして、フローリングにリフォームをすると、家族の中に車椅子を使う人が出た時にとても使いやすいのです。家の中をバリアフリーにしたら、車椅子でかなり自由に移動しやすくなります。車椅子になってから、家の中で自由に行き来がしにくい場所が出来てしまうというのは、とても悲しい事です。ですから、フローリングの、更にバリアフリーに気を使った室内に変えるというのは一つの思いやりの行為であるとも言えます。また、畳が恋しくなった時には色々方法があります。その時はその時です。