梅雨や台風の季節にかけて気になる雨漏りの対処法についてご説明します。
雨漏りは雨が降ると必ず起こる慢性的なものと荒天時に時として起こる突発的なもの分けられます。
慢性的なものは瓦や外壁の割れやずれなど一見してわかりやすい原因がありますので、発生時にはバケツで水を受けて後日修理を依頼するという簡単な手続きで対処できます。
一方突発的なものは、ぱっと見で理解できる原因が不明な場合が多く対処にコツが必要です。
まずは慢性的なものと同じにバケツで水を受けることになります。このとき水がいっぱいになるまでのおおよその時間を記録してください。漏れの経路特定の参考となります。
次に雨や風の量、漏れの発生場所等を詳しくメモしてください。携帯などで発生状況のビデオを撮ると修繕業者の原因特定がさらに解りやすくなります。
最後にこれらの状況をもとに補修業者に修繕の依頼を行ってください。この際、修繕業者が来るまでに家屋の設計図面を用意すると修理の効率が上がります。業者に来ていただく前にファクシミリで図面を送るのも有効です。
いずれの場合でも多くの家でほぼ同時に発生しますので業者への依頼が混み合うこととなります。なじみの修理業者に出来るだけ早めに依頼することで待たずに修理を行い梅雨や台風の時期を気持ちよく乗り切っていきましょう。